2500個のヨーヨーに詰まっていた、みんなの時間。

みなさん、こんにちは!!!
順天堂大学国際教養学部2年のほのかです!!!

今回、私がお届けしたいのは、私がいつも活動させていただいている NPO法人HONKI University の、

夏の始まりを告げる大切なお祭り、

「第20回 辻堂かいひん盆踊り 辻の盆」

についてです!

辻の盆全体の詳しい様子については、ぜひ「いきぺでぃあ」のブログもご覧ください!

今回はその中でも、私が担当させていただいた「ヨーヨーブース」を通して感じたこと、そして、この1年間HONKIで活動してきた私が、改めて「仲間」という存在について感じたことを書いてみたいと思います。


目次

1.何もよく分からないまま参加した、1年前の辻の盆

まず、私にとって辻の盆は、ただのお祭りではありません。

私にとって、ひとつの「区切り」であり、HONKI Universityとの出会いを思い出す、とても大切な活動です。

なぜなら、

2025年度の辻の盆が、私にとってHONKI Universityで初めて参加した活動だったからです。

大学1年生だった私は、当時英語の授業を担当してくださっていた梅原先生から、

「辻の盆、手伝いに来ない?」

と声をかけていただきました。

当時の私は、HONKI Universityがどういう団体なのかもよく分からない。

辻の盆がどんなお祭りなのかも分からない。

HONKIメンバーのみなさんの顔も、全く分からない。

本当に、

何もよく分からないまま参加しました。

ただ、

「先生に声をかけてもらったから、行ってみよう。」

それくらいの気持ちでした。

まさか、その「とりあえず行ってみよう」が、私の人生の中でも大きく自分が変わる1年間の始まりになるなんて、当時の私は知りませんでした。

そこから、今年で1年。

「1年」と聞くと、「たった1年?」と思う人もいるかもしれません。

でも、私にとってこの1年は、決して「たった1年」ではありませんでした。

とにかく、濃かった。

自分が何をしたいのか。

自分は何ができるのか。

自分は何ができないのか。

どんなときに悩むのか。

どんなときに嬉しいのか。

そして、

自分はどんな人間なのか。

HONKIで多くの人と出会い、挑戦して、失敗して、怒られて、泣いて、笑ってきました。

その一つひとつを通して、私は少しずつ自分自身を知っていきました。

この1年間は、私の人生の中でも、

大きく自分が変わった1年間だったと思います。

そして、当時の写真を見返すと……

金髪でした。笑

きっと当時のHONKIのみなさんには、「先生……すごい生徒を連れてきたな……」

と思われていたのではないでしょうか。笑

今は少しでも、「ほのか、ちょっとは成長したな」

とメンバーのみなさんに思ってもらえていたら嬉しいです。笑

そんな私が、1年後。

再び辻の盆に参加することになりました。


2.「HONKIのお祭り」といえば、辻の盆

今年も、NPO法人HONKI Universityは、

  • 的当て
  • ヨーヨー
  • ポップコーン&綿菓子
  • スライム(2日目のみ)
  • 「辻の盆応援抽選会」募金ブース

と5つのブースを運営しました!

その中で私は、

「ヨーヨーブース」のリーダー

を務めさせていただくことになりました。

これは、今振り返っても、本当にありがたいことだったと思います。

なぜなら、

「本気のお祭りといえば、辻の盆」

と言っても過言ではないくらい、辻の盆は、HONKIのみんなの力が集まる大切なお祭りだからです。

たくさんの人が関わり、
たくさんの準備をして、
みんなで一つのお祭りを作り上げる。

そんな大切な場所で、活動を始めてまだ1年ほどの私が、ひとつのブースのリーダーを任せていただきました。

正直、

「私にできるのかな?」

という気持ちはありました。

でも、

「任せていただいたからには、絶対にやり切りたい。」

そう思って、準備を始めました。


3.ヨーヨーブースを、一からつくる

近年の辻の盆では、的当てが大きな戦力となっていました。

回転命!
スピード命!
オペレーション命!

とにかく、できるだけお待たせせず、たくさんの人に楽しんでもらう。 

そんな的当てに負けないくらい、今年はヨーヨーも頑張ろう。

そういう話になりました。

でも、私はヨーヨーブースを運営した経験がありません。

過去の詳しい状況も分からない。

だからこそ、一から考えることにしました。

「ひとつのオケに何人入れるんだろう?」

「1時間に何人くらいのお客さんが来るんだろう?」

「それなら、ヨーヨーは何個必要なんだろう?」

「どのくらい仕入れれば足りるんだろう?」

分からないことだらけでした。

仕入れのために何度も問屋さんにへ足を運び、

「私、本当にお祭り屋さんみたいだな……」と思ったりもしました。笑

去年はヨーヨーブースの場所も狭く、小規模での開催でした。

そこで今回は、きちんと場所を確保して、オケもひとつ増やして、

「今年はこれでいこう!」と決めました。

そして、辻の盆の準備を進めていきました。


4.準備は進む。でも、時間は待ってくれない。

もちろん、辻の盆の準備だけをしていたわけではありません。

この時期は、他にもHONKI Universityとしてのイベントや、やることがフルにありました。

私個人では大学も忙しい時期でした笑

それぞれの活動を進めながら、辻の盆の準備も同時並行。

「まだ時間はある。」そう思っていたはずなのに、

気づけば2週間前。

そして、1週間前。

どんどん時間だけが過ぎていきました。

そして、仕入れたヨーヨーは、

約2500個。

ここまで来て、私はあることに気づきました。


5.2500個のヨーヨー。誰が膨らませる?

そう。

ビニールヨーヨーが2500個です。

当然ですが、ビニールヨーヨーは膨らませないと使えません。

去年は、

「膨らませるのが大変だから、光るヨーヨーをたくさん仕入れて、そのまま出せるようにしよう」

という考えがありました。

でも今年は、ビニールヨーヨーを大量に仕入れました。

そこで、「まずは一人でやってみよう。」と思いました。

そして、24個膨らませてみました。

かかった時間は、

約20分。

……。

24個で20分。

それが、約2500個。

その瞬間、

頭が真っ白になりました。

「これ、終わるの?」

「あと1週間しかないよ?」

そして、「私1人じゃ絶対にできない。」と思いました。

でも、私はヨーヨーを膨らませることだけをしていればいいわけではありません。

私はリーダーを務めさせていただいている。

ヨーヨーを膨らませる以外にも、準備しなければならないことは山ほどありました。

まだやらなければいけないことがある。

決めなければいけないことがある。

確認しなければいけないことがある。

やることが、全然終わらない。

追いつかない。

そして、

「これはマズイ。」

となりました。

ここまで準備してきたものが、全部無駄になるかもしれない。

怖い。

でも、どうすればいいのか分からない。

私は、完全に焦っていました。


6.「助けてください。」と言うしかなかった。

私は、梅原先生に相談しました。

「あと一週間もないのに、2500個膨らませないといけないです。」

「私1人ではできません。」

「でも、どうすればいいのか分かりません。」

「助けてください。」

本当に、お願いするしかありませんでした。

そして梅原先生が、すぐに動いてくださいました。

そこで結成されたのが、

「ヨーヨー膨らませ特殊部隊」

でした。


7.2500個のヨーヨーに、みんなの時間が詰まっていく。

そこから、怒涛の1週間が始まりました。

2500個のヨーヨーを、いくつかの家庭に分けて届けました。

数百個のヨーヨーを、それぞれのお家へ。

トゥクトゥクで運び、

「これ、お願いします!」と届けます。

すると数時間後には、

「ほのかちゃん!全部膨らませたよ!」

「まだあるなら、じゃんじゃん持ってきて!」

と言ってくださる。

そして私たちは、回収しにお家へ伺います。

また数百個の新しいヨーヨーを届ける。

そして、また膨らませてもらう。

それを繰り返しました。

4〜5家庭のみなさんに協力していただき、それを1週間続けました。

でも、ここで絶対に忘れてはいけないことがあります。

みんな、決して暇だったわけではありません。

仕事があります。

学校があります。

家庭があります。

受験勉強をしなければならない中学生もいました。

それぞれに、自分の生活があります。

それぞれに、自分のやらなければならないことがあります。

それなのに、

「ほのかちゃん!もらった倍の量なら今日中にできるよ!」

「もう膨らませ終わったから、次のヨーヨーください!」

「まだある?」

そんな言葉をかけてくださいました。

私は、本当に言葉が出ませんでした。

私がお願いするしかなかった、

「ヨーヨーを膨らませてください。」

というお願いに、みなさんが自分の時間を使って、本気で応えてくださった。

しかも、一度ではありません。

何度も何度も、手を差し伸べてくれました。


8.HONKIハウスが、2500個のヨーヨーで埋まった。

気づけば、HONKIハウスもヨーヨーだらけになっていました。

床にもヨーヨー。

部屋にもヨーヨー。

とにかくヨーヨー。

HONKIハウスが、ヨーヨーで埋め尽くされていました。

その光景を見て、

「本当に2500個膨らませてくれたんだ。」

と、初めて実感しました。

目の前にある2500個のヨーヨーは、ただの「商品」ではありませんでした。

そこには、

誰かが仕事から帰ってきてから使った時間。

学校から帰ってきて使った時間。

受験勉強の合間に使った時間。

家族との時間の中から、わざわざ作ってくれた時間。

そして、「ほのか、頑張れ。」という気持ちが詰まっていました。

その光景を見て、

「もっとしっかりしなきゃいけないのに。」

「私、ダメダメすぎる。」

と、自分に落ち込む気持ちもありました。

でも、それ以上に、

「ここまで時間を使ってくれたんだ。」

という事実が、強く胸に残りました。

だからこそ、なにがなんでも私も最後まで絶対にやり切らなきゃいけない。

そう思いました。


9.そして、迎えた辻の盆。

準備期間中、私は本当にたくさん怒られました。

前日までMAXで怒られていました。

なんなら当日も怒られました。笑

自分の未熟さを、何度も突きつけられました。

でも、だからこそ、

「あとは、やるだけ。」

そう思って、当日を迎えました。

ここまで、みなさんが費やしてくださった時間。

みなさんが作ってくださった2500個のヨーヨー。

そして、私自身がここまで費やしてきた時間。

全部を、この2日間にぶつけるだけ。

そして迎えた辻の盆当日。

猛烈な暑さ。

その中で、ヨーヨーブースにはたくさんのお客さんが来てくださいました。

受付をする人。

呼び込みをする人。

ヨーヨーをするお客さんを案内する人。

次のお客さんを誘導する人。

ヨーヨーを補充する人。

それぞれが、自分の役割を持って動いていました。

お客さんが来る。

受付する。

ヨーヨーを釣る。

次のお客さんが来る。

また受付。

またヨーヨー。

とにかくやり切る。

休憩なんて、たった数分です。

それでも、みんなで走り続けました。

1日目。そして2日目。

猛烈な暑さの中、みんなで最後までやり切りました。

10.1536個から2582個へ。数字の向こう側にあったもの。

去年の辻の盆。

ヨーヨーブースで用意したヨーヨーは、

1536個。

そして今年。

2582個。

去年から、

1046個アップ。

でも、その数字を見たとき、

私が一番最初に思ったのは、「すごい売れた!」ではありませんでした。

最初に思ったのは、

「みんなが、あの2500個を膨らませてくれたからだ。」

ということでした。

この結果は、私一人では絶対に作れませんでした。

ヨーヨーを仕入れた人。

運んでくれた人。

2500個を膨らませてくれた人。

当日、受付をしてくれた人。

呼び込みをしてくれた人。

お客さんを案内してくれた人。

暑い中、最後までブースに立ってくれた人。

その一人ひとりの力が重なって、

こういう結果になりました。

だから私は、このヨーヨーの数字を見るたびに、

その向こう側にいる人たちのことを思い出すと思います。


11.私は、「仲間」の意味をちゃんと分かっていなかった。

HONKIで活動する中で、私は何度も、

「仲間」という言葉を聞いてきました。

過去のブログにも、仲間のことについて沢山書いてきた私自身も、

「仲間って大切だよね。」と思っていたつもりでした。

でも、今回の辻の盆を通して、

私は、ちゃんと分かっていなかったんだな。

と思いました。

仲間って、一緒に楽しく活動する人だけじゃない。

困ったときに助けてくれる。

失敗したときに怒ってくれる。

自分ではどうにもできないときに、一緒に考えてくれる。

そして、

自分の時間を使ってでも、無条件に手を差し伸べてくれる。

今回、私はそれを身をもって経験しました。

私は、迷惑もかけました。

何度も怒られました。

泣きながら、自分の未熟さに向き合ったこともありました。

「なんで私はできないんだろう。」

そう思って、自分自身に落ち込むこともありました。

でも、それ以上に、

人の優しさと愛を感じました。

困ったときには手を差し伸べてもらい、

立ち止まったときには背中を押してもらいました。

何度も、「もう一度やってみよう。」と思わせてもらいました。


12.もらった時間を、今度は誰かのために。

今回、私は、

「一人でできる人」になることよりも、

「誰かに助けてもらったことを、絶対に忘れない人」

になることの方が大切なのかもしれないと思いました。

この1年間、私は数え切れないほどのものをもらいました。

言葉。

時間。

経験。

挑戦する場所。

そして、

愛。

だからこそ、これからは私も、

誰かの「やってみたい」を支えられる人になりたい。

誰かが困ったときに、

「大丈夫。私がやるよ。」

と手を差し伸べられる人になりたいです。

そして何より、

今回、数多くの人が無償で提供してくださった時間と、その恩を、私は絶対に忘れません。

いつか私も、誰かのために自分の時間を使える人になりたい。

「助けてもらったから、今度は私が助ける。」

そんな人になりたいです。


13.そして、まだまだここから。

振り返れば、この1年間もそうでした。

私は、迷って、失敗して、迷惑をかけて、何度も怒られました。

そのたびに、

「なんで私はこんなにできないんだろう。」

と思いました。

でも、

それでも私は、

やりたいことをやってきました。

やってみたい。

挑戦してみたい。

そう思ったら、やってみる。

失敗する。

怒られる。

反省する。

また考える。

また挑戦する。

きっと、これからも同じだと思います。

私はまだまだできていません。

まだまだ未熟です。

まだまだ迷います。

まだまだ失敗すると思います。

でも、

まだまだ進みます。

この「挑戦」というコンテンツは、

きっと一生続いていく気がしています。

「やってみたい。」

と思ったら、挑戦する。

失敗したら、また考える。

誰かに助けてもらったら、その恩を忘れない。

そしていつか、

自分も誰かの背中を押せる人になる。

そんな人になりたいです。


14.最後に

去年の辻の盆。

HONKIのことも、辻の盆のことも、自分がこれから何をするのかも、

何もよく分からないまま参加した私。

それから1年。

今年は、ヨーヨーブースのリーダーを任せていただきました。

この1年間は、決して「たった1年」ではありませんでした。

自分自身のことを知って、

迷って、

失敗して、

怒られて、

泣いて、

そして、

愛をもらった。

私の人生の中でも、大きく自分が変わった1年間でした。

そして今年の辻の盆で、私は2500個のヨーヨーと、それを一緒に乗り越えてくださった仲間に出会いました。

去年の私には、今年の景色は想像できませんでした。

そしてきっと、

来年の私にも、来年の景色は想像できないと思います。

だからこそ、

また挑戦します。

まだまだ進みます。

まだまだできていません。

まだまだ迷惑をかけるかもしれません。

まだまだ怒られると思います。

それでも、

私は、やりたいことをやります。

そして、

私がこの1年間でたくさんの人からもらった愛と時間と恩を、絶対に忘れません。

今回の辻の盆で感じたことも、

この1年間で感じたことも、

全部、これからの私の挑戦につなげていきます。

HONKIのみなさん。

ヨーヨーブースに関わってくださったみなさん。

そして、私の「助けてください」に応えてくださったみなさん。

本当に、本当にありがとうございました。

みなさんが、私のために、HONKIのために費やしてくださった時間を、私は絶対に忘れません。

そして、

まだまだ、ここからです。

これからも、

たくさん迷って、
たくさん怒られて、
たくさん反省して、
たくさん愛を感じながら、

まだまだ挑戦していきます。

2026年、私にとっての辻の盆は、

ただ「ヨーヨーがたくさん売れたお祭り」ではありませんでした。

2500個のヨーヨーを通して、たくさんの人の時間と愛を受け取った2日間でした。

この夏も、ここからまた。

HONKIで、ホンキで。

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