皆さん、初めまして。
順天堂大学国際教養学部一年生、梅原ゼミナール所属の坂井 円蔵と申します。
今回、私が梅原先生の紹介で所属させていただいている、NPO HONKI Universityでのサンタクロース運動会というイベントを行ったので、紹介させていただきます。

目次
この企画を実施した目的
本企画は年齢、職業、人生経験や障害の有無関係なしに一緒に汗をかきながら大人の本気の大人げなさや、子供の無邪気さ等と一緒に交流の場を設け続けることを目的として実施した。また運動することで他社との一体感が生まれ、自分のありのままを見せることが可能になり、地域の関係がより強固になると考えた。
例えば健常者が車いすに乗る機会はない。自分から体験に行かなければ乗ることはもちろん、車いすを押す経験もない。また、年配者も学生をすでに卒業した人も運動会などの体を思い切り動かす機会もない。学生たちも自分より年配の方の経験談などの貴重な話を聞くこともない。
そんな多くの人が普段できない経験を提供することを目的として運動会を開催した。しかし開催するだけではなく楽しませることで、より交流を増やすことができより有意義な時間にすることができると考え企画した。
実施概要
2025年12月21日、日曜日に汐見台公園で学生、未就学児、大人で構成された約43人(内学生7名、地域住民38名)で開催した。
私たち学生の役割としてHONKIの方と同行し、行う種目の考案、参加する方の招待、種目で使うモノの準備、雨による場所や時間の変更の手続き、変更後のアナウンス、変更後に人数が変動したため種目のルールの見直し、競技を行うためのグラウンド準備、競技の進行、後片付け等を行った。
開会式
開会式が始まり、主催者である梅原先生の開会の言葉では
「みなさんが本気で行うことはわかっているので、怪我だけはしないでほしい。」
というようなニュアンスのインパクトがある開会の言葉で、参加者の期待が高まった。
準備運動
元陸上部の方が実施した準備体操では、朝9時の気温9度の中、半袖の方や汗だくな方、子供に至ってはインナーのみになるほどの高強度であった。

じゃんけん列車
じゃんけん列車はアイスブレイクもかねて行われた。大人子供遠慮することなく行われ終盤には大人同士の真剣勝負になった。
マイムマイム玉入れ
この競技は踊りながら球を入れるタイミングが来るまで待つ競技で、皆の思い思いのダンスはユニークなものが多くこの運動会の見どころとなった。
車いすリレー
この車いすリレーという競技は、車椅子に座っている人の膝の上のコップとボールを落とさないで、障害物をかわしていく競技。この競技は極端に有利になることがなく誰もが楽しみ、白熱した。

綱引き
この競技は小学生以下のグループ、女性グループ、男性グループの3グループに分かれ各3回戦で行いました。どのグループも手を怪我するほどの熱戦であった。

↑ルールを理解しているのかわかりませんが、楽しそうな小学生の部でした。
チャンバラ
膝につけたボールをチャンバラで叩き落とすというルールで作戦が大事になってくる競技で、チームの個性が出る作戦も多く足を捻挫してしまう大人もいるほどHONKIな競技であった。
全員リレー
体力差に関係なく全員が走るリレーで得意な人が苦手な人を補い合うチームワークが試された。また、応援の声が枯れるほど盛り上がった。
綱取り
この競技はまだできる人のみという有志を募ったもので5本真ん中に置かれた綱を自陣に持ってきたら勝ちというルール。開始する前から綿密な作戦が立てられ、あらゆる状況を考え布陣を組み白熱した。スタートすると同時に大人たちが全力で集まり綱を引きあい、中には引きずられて擦り傷を負う人や手の皮がずる剥けの方など何事にも手を抜かない最高な大人たちが全力で臨んだ。
閉会式
当日は大学生7名、地域住民約38名が参加し、受付・運営・進行をHONKIに所属している人が担当した。
実践の工夫・ポイント
協議の内容や運営方法にブレが出てしまい、競技者が何のためにやっているのかわからなくならないよう、最初に掲げた目的をしっかりと軸にもち、運動会を行う目的を明確にして行った。
障害者でも健常者と変わらず小さい子でもおいていかれるような事はないよう楽しめる競技にするよう尽力した。来た人全員が楽しめなければまた来ようという人が出てこなくなってしまい私たちの目的から外れてしまうからしっかりと気を付けた。
そのために、本当にこの競技でみんなが楽しめるのか再確認を行い続けた。当日のグラウンドのコンディションや内面が不安定な人や子供など、不確定要素が多い中でこの目的は開始直前だけでなく、開始後も協議し続けられた。
競技をするためにチームをつくる時も、その人の得意不得意を完璧に把握することができないので様子を見ながら運営の人をトレードし最後まで競り合う事ができるような競技展開を構築した。
また、参加者への招集を促すメールは、ワクワクしてもらえるように書くことで、堅苦しい地域の集まりというレッテルを貼られないよう、参加のハードルを下げより多くの参加者を招集できるようにした。
成果・反応
参加者の数名から開催後反応をいただいた。いくつもメッセージをもらったが、その中からいくつか抜粋したい。
私も自分の体を知った上でこれからも楽しく一緒に運動したいと思っております。
(女性)
サンタクロース運動会は、家族全員が毎年一番楽しみにしている行事で、今年でおそらく4回目の参加になるかと思います。来年も絶対に参加しますのでよろしくお願いします!
(5人ご家族で参加された方々)
このように次回開催されることだけでなく、開催されるであろう運動会の参加の決意表明される方が多くこの運動会は目的として挙げられた交流の場を継続的に提供できていると感じている。
運営上の課題
- 運動会の企画運営経験がない中で子ども・大人・障がいのある方など、立場や年齢の異なる参加者全員が楽しめる競技を考えることは容易ではなく、高い想像力を要し、難しかった。
- 天候不良への対応が少し遅れてしまい、行動が後手後手になることで先生やHONKIの方たちに負担をかけてしまった。
想定不足だった点
- 順延となった場合でも当日開催できるような代替場所や室内競技を事前に検討していなかった。
- 行動が遅れてしまったことで、十分な代替案を用意することができなかった。
次回への改善案
- 天候による延期のことをもっと早い段階から考えてアナウンスしとけば、参加者が減ることはなかったし、直前で焦る必要もなかった。
今後の展開
今回の運動会の規模だけではなく、ほかの地域やより広い範囲の規模で行っていきたい。地域対抗戦にすることなども面白いと思った。
継続の可能性としては今まで続けてきたという実績と他の参加者の要望も踏まえ十分にあると考える。


コメント